マラソンでの戦歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 04:09 UTC 版)
「イリーナ・ミキテンコ」の記事における「マラソンでの戦歴」の解説
ミキテンコは、大器晩成型が多い欧州の女子マラソンランナーの中でも極めて遅咲きの選手である。 2007年に35歳でマラソンに転向すると、翌2008年にはロンドンマラソンでマラソン初優勝し、ベルリンマラソンでは、ポーラ・ラドクリフ、キャサリン・ヌデレバ、野口みずき、に次ぐ世界歴代4位(当時)の2時間19分19秒の好記録で圧勝し、30代後半のランナーにしては異例のサブ20ランナーとなり、ワールドマラソンメジャーズも2年連続で制覇するなど、現役世界最強女子マラソンランナーと目される時期もあった。 その後も安定して2時間22~26分台のタイムでマラソンを走り続け、40代となった今でも世界のトップランナーの1人として元気に現役を続けているが、マラソンで一番勢いがあった時期の北京オリンピック、ベルリン世界陸上では欠場したり、40代に差し掛かる寸前に行われたロンドンオリンピックでは14位に終わるなど、マラソンでの実力の割には不思議と世界大会には縁のない選手である。
※この「マラソンでの戦歴」の解説は、「イリーナ・ミキテンコ」の解説の一部です。
「マラソンでの戦歴」を含む「イリーナ・ミキテンコ」の記事については、「イリーナ・ミキテンコ」の概要を参照ください。
- マラソンでの戦歴のページへのリンク