ポスト共産党時代(1990年以後)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 22:14 UTC 版)
「ルーマニア共産党」の記事における「ポスト共産党時代(1990年以後)」の解説
ルーマニア革命によってルーマニア社会主義共和国が倒され、民主政体のルーマニア共和国が立てられた後も、保守派の一部が、1990年代の初期に社会主義労働者党を結成し、少数派ながらもルーマニア共和国の議会に議席を保有していた。2003年にこの党は社会民主党に吸収合併されたが、これに反対する勢力が新たに社会主義同盟党(後にルーマニア社会党と改称)を結成し、欧州左翼党に加盟している。 一方で、これとは別に2010年には共産党が復活した。この党はかつての党のロゴも引き継ぎ、党公式サイトのトップにはいわゆる「国民の館」が掲載されており、この党がチャウシェスク時代のようなシステムに回帰することを目指していることがうかがえる。この再建されたルーマニア共産党は、ルーマニア社会党を偽物の共産党だと主張している。
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