ベッテルリ=ヴィタリM1870/87/15(Vetterli-Vitali Mod. 1870/87/15)
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1915年に、カルカノ小銃と弾薬を共通化するために、既存のM1870/87を6.5 mm×52仕様にさらに改修したもの。トリガー・ガード前方の突出した固定弾倉形状も変更された。カルカノ小銃のように挿弾子(クリップ)を使用できた。これらの改修型は、砲兵や輜重兵や後備部隊など小銃(歩兵銃)を主武装としない部隊で、自衛や警備や訓練に使用された。 第一次世界大戦後、これらのライフルの多くは、リビアの、トリポリタニア、フェザーン、キレナイカの、各植民地に、また、エリトリアとソマリアにも訓練用ライフルとして、割り当てられた。これらのライフルは、第二次エチオピア戦争で、主にアフリカの現地人兵士によって使用され、第二次世界大戦では、イタリア各植民地軍の他は、ファシストの準軍隊である黒シャツ隊によってのみ使用された。
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