ベッテルハイム博士居住之趾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:28 UTC 版)
「護国寺 (那覇市)」の記事における「ベッテルハイム博士居住之趾」の解説
ベッテルハイムは、ハンガリー生まれのイギリス人宣教師で、琉球王国時代を描いた小説『テンペスト』(池上永一著)にも登場する。1846年にキリスト教布教のため琉球王国に到着したが、キリスト教は禁教であることから、王府の厳しい監視下に置かれ、8年間身柄を当寺に軟禁された。 医師でもあったベッテルハイムは、治療の名目でひそかに布教活動を行い、住民からは「ナンミンヌガンチョー(波之上の眼鏡)」と呼ばれていた。境内には「ベッテルハイム博士」と同氏から牛痘接種法を学んだ「仲地紀仁」の顕彰碑が建っている。
※この「ベッテルハイム博士居住之趾」の解説は、「護国寺 (那覇市)」の解説の一部です。
「ベッテルハイム博士居住之趾」を含む「護国寺 (那覇市)」の記事については、「護国寺 (那覇市)」の概要を参照ください。
- ベッテルハイム博士居住之趾のページへのリンク