ヘライワヅタ Caulerpa brachypus Harvey
|
からだは匍匐するやや太い円柱状の匍匐茎とそこから多数直立する扁圧した直立枝からなる。匍匐茎は下面から仮根を出し,岩などの基物に付着する。直立枝(葉)は扁圧した長楕円形からヘラ状であり, 縁が細かく波打つことも多く, 片面は平らで,もう一方の面はやや膨らみ,時に不規則に分枝する。また,平らな面を向かい合わせ,匍匐茎の同じ箇所から 2本ずつ生じることが多い。 手触りは質感があり,やや硬い 。生体は黄緑色~緑色。押し葉標本は台紙につかない。 属名「Caulerpa」 は 女性名詞で,ギリシャ語の「caulos (茎)+ erpo (地を這う)」に由来する。種小名「brachypus」は「短柄の」の意味。
直立部の高さ:2~7cm
固有名詞の分類
- ヘライワヅタのページへのリンク