ヘスス・チャベスとの指名試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 05:42 UTC 版)
「レバンダー・ジョンソン」の記事における「ヘスス・チャベスとの指名試合」の解説
念願のベルトを手にしたジョンソンは、3か月後の9月17日に指名試合としてメキシコのヘスス・チャベスの挑戦を受ける事になる。ヘスス・チャベスはスーパーフェザー級から階級を上げての初戦であったため楽観視する向きもあったが、WBC世界スーパーフェザー級王者であり、危険な挑戦者だった。ジョンソンは試合前にインタビューで、「もう自分がタイトルなしになるのは見たくないんだ」とこの試合に対する決意を語った。 打たれ強く、ひたすら前へ前へと押しながら休むことなく打ち続け、頭を突き合わせた接近戦でのショートパンチにも威力のある典型的なメキシカンファイターであるチャベスは、この試合でも手数でジョンソンを圧倒し、10ラウンドには集中的な連打を浴びせた。ラウンド終了後、コーナーに戻ったジョンソンはグロッキー状態に近かったが、ドクターストップはかからずに試合は続行された。11ラウンドが開始されると直ぐにロープ際に詰まったジョンソンに対し、容赦なくチャベスの連打が襲い掛かり、0分38秒にレフェリーがストップするまで手を休めることがなかった。
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