プラネタリウム解説者として
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「村松修」の記事における「プラネタリウム解説者として」の解説
技術係として投影に立ち会うなかで星空解説を「門前の小僧」のごとく習得し、努力も重ね、投影機の稼働状態の確認を兼ねて解説を担当するようになる。星空を実況中継することをイメージした、朗らかで軽妙な語り口による名解説ぶりで鳴らした。 五島プラネタリウムが2001年3月に閉館した後は、渋谷区五島プラネタリウム天文資料(渋谷区ケアコミュニティ桜が丘および旧東京都立代々木高等学校跡地、通称「しぶてん」)に移籍。五島プラネタリウムから渋谷区に寄贈された資料の管理を担当しつつ、天文普及活動を行った。 2001年10月、五島プラネタリウムと東日天文館、そして村松をモデルとしたSF小説『虹の天象儀』が瀬名秀明によって書き下ろされた。 2003年6月、五島プラネタリウムがあった東急文化会館の解体が決まり、旧五島プラネタリウムのドームにおいてメガスターIIを用いた特別投影の解説を担当。多くの五島プラネタリウムおよび村松のファンが来場し、名残を惜しんだ。 渋谷区五島プラネタリウム天文資料に分解保存されていた投影機を渋谷区の新施設に展示保存するプロジェクト「旧五島プラネタリウム投影機展示保存実行委員会」に参画。投影機は渋谷区文化総合センター大和田2階に静態展示されることとなった。 2010年11月21日、コスモプラネタリウム渋谷の開館に伴い、同館の主任解説員に就任。往年の名調子が渋谷のドームに復活することとなった。 2017年をもってフリーのプラネタリウム解説コンサルタントとなったが、引き続きコスモプラネタリウム渋谷で解説を担当している。 2018年12月、有楽町の地に80年ぶりに開館したプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」において、演劇形式でアクターが登場する『LIVE ACT PLANETARIA 1st. ACT“星にねがう夢”』の星空解説を監修。
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