プラネタリウム設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/23 17:21 UTC 版)
また、天文台の他に8mドームの傾斜の無い、学習用タイプのペンタックスの開発したプラネタリウム・コスモ0号を設置し、プラネターリアム銀河座として1996年から公開した。これは世界で唯一ペンタックスが試作機として制作したものである。 その後、補助投影機を増やし、2008年からは全天デジタル・プラネタリウム・システムである、トリ・ビューを設置。これにより、従来のプラネタリウムでは不可能であった、星間旅行や10万年までの星の固有運動などを簡単に見せることができるようになった。小規模なプラネタリウムでは現在、日本の最高レベルに到達している。独特の布教用として仏教解説に使用しているほか、天文学の一般向けの普及活動にも使用している。 現在、毎月2回、第1、第3土曜日の午後3時から4時まで、投影を公開し、月2回の投影ながら毎月番組を替えて精力的に、科学的話題が中心のプラネタリウムを目指し、春日を中心としたボランティアによって運営されている。毎年取材や報道が多く小さいが独特なプラネタリウム館として活躍している。 春日は現在、日本プラネタリウム協議会(JPA)正会員でもある。とても、ユニークなプラネタリウムであると注目されている。
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