プラズマ‐ディスプレー【plasma display】
プラズマ・ディスプレー(ぷらずま・でぃすぷれー)
薄くて大きな画面という特徴をもち、液晶テレビとともに、次世代テレビの主力製品として期待されている。メーカー各社は、今年から商品開発を意欲的に進める計画を立てている。
プラズマ・ディスプレーのパネルでは、ガラスの基板の間に希ガスを封入し、両端からプラスとマイナスの電極を使って、プラズマ放電を作り出している。そこで発生させた紫外線がパネル表面の蛍光体に当たり、発光するという仕組みだ。
一般に普及しているブラウン管方式のテレビと比べて薄型にできるので、壁掛けのテレビとして使うことが可能となっている。また、液晶テレビよりも大画面にできるという特長もある。デジタル放送の順次走査に適していることから、次世代の主力製品として注目を集めている。
ただし、プラズマ・ディスプレーは安いものでも50万円前後と、各家庭まで普及するにはまだ時間がかかりそうだ。現在は、案内パネルなどの業務用機器への採用が中心だが、将来は、家庭用テレビとしての普及が見込まれている。
米スタンフォード・リソーシズが行った調査によると、2001年に14億ドルだった市場規模は、2007年には100億ドルを超えると予想している。
(2002.01.09更新)
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