ブレマートン (重巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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ブレマートン (重巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 06:16 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1943年2月1日
進水: 1944年7月2日
就役: 1945年4月29日
退役: 1960年7月29日
除籍: 1973年10月1日
その後: 1974年に廃棄
性能諸元
排水量: 13,600 トン
全長: 673 ft 5 in (205.3 m)
全幅: 70 ft 10 in (21.6 m)
吃水: 26 ft 10 in (8.2 m)
機関:
最大速: 33 ノット
乗員: 士官、兵員1,042名
兵装: 8インチ砲9門、5インチ砲12門
搭載機:

ブレマートン (USS Bremerton, CA-130) は、アメリカ海軍重巡洋艦ボルチモア級重巡洋艦の9番艦。艦名はワシントン州ブレマートンに因む。

艦歴

ブレマートンは1943年2月1日にニュージャージー州カムデンニューヨーク造船所で起工し、1944年7月2日にエリザベス・K・マクグーワンによって進水した。1945年4月29日にJ・B・マラード艦長の指揮下就役した。

ブレマートンは1945年5月29日にノーフォークを出航し、グアンタナモ湾で整調巡航を行った。整調が完了すると、ブレマートンは南アメリカ巡航期間中に大西洋艦隊司令官ジョナス・イングラム提督旗艦となる。巡航を終え帰国すると、1945年7月22日から10月2日までメイン州カスコ湾で実験研究に従事した。1945年11月7日にブレマートンはグアンタナモ湾へ出航し訓練を行った。その後真珠湾に向かい、第7艦隊に合流した。1945年12月15日に真珠湾に到着し、1946年1月4日に仁川に到着した。ブレマートンは極東での活動を継続し、1946年11月20日にカリフォルニア州サンペドロに到着した。その後も西海岸沖で訓練に従事し、1948年4月9日にサンフランシスコで予備役となる。

朝鮮戦争で北朝鮮の沿岸砲台から砲撃を受ける「ブレマートン」。1953年撮影。

ブレマートンは1951年11月23日に再就役した。就役後の回復訓練を行い、その後第7艦隊と合流し朝鮮戦争に参加した。ブレマートンは元山清津などに砲撃を行った。1952年9月13日に任務を交代しカリフォルニア州ロングビーチに帰還した。

7か月間をオーバーホール、演習、砲撃訓練に費やし、1953年4月5日にロングビーチを出航、再び第7艦隊に合流した。ブレマートンは第77任務部隊と共に敵の拠点、兵員および鉄道施設に砲撃を行った。

11か月の任務を完了し、ブレマートンはロングビーチに帰還、オーバーホールのためドック入りした。オーバーホールが完了すると訓練を行い、その後1954年5月14日に西太平洋に展開した。1954年10月17日にロングビーチに帰還、訓練に従事した後1955年7月12日に再び極東に展開した。

ブレマートンは1960年7月29日に退役し、1973年10月1日に除籍された。

ブレマートンは朝鮮戦争の戦功で2個の従軍星章を受章した。

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