ブレトン_(護衛空母)とは? わかりやすく解説

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ブレトン (護衛空母)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 05:39 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1942年2月25日
進水 1942年6月27日
就役 1943年4月12日
退役 1946年8月20日
除籍
その後 1972年にスクラップとして売却
性能諸元
排水量 7,800トン
全長 495.66 ft (151.1 m)
全幅 111.5 ft (34 m)
吃水 26 ft (7.9 m)
機関
最大速 17.6 ノット
航続距離
乗員 士官、兵員1,205名
兵装 5インチ砲2門
搭載機 24

ブレトン (USS Breton, AVG/ACV/CVE-23) は、アメリカ海軍護衛空母ボーグ級航空母艦の1隻。

艦歴

ブレトンは海事委任契約の下ワシントン州タコマシアトル・タコマ造船所で1942年2月25日に起工した。1942年6月27日にA・H・ルックス(スンダ海峡海戦で戦死したアルバート・H・ルックス英語版海軍大佐の未亡人)によって進水し、1943年4月12日に艦長E・C・イーウェン海軍大佐の指揮下で就役した。

ブレトンは第二次世界大戦を通じて、太平洋艦隊の空母輸送部隊で活動した。太平洋の前線部隊に兵員、物資、航空機を幾度となく運搬した。これらの輸送任務の間に、1944年6月11日から8月10日までサイパンの戦い、6月19日、20日にはマリアナ沖海戦、6月24日には小笠原諸島攻撃に参加し、1945年4月6日、7日には沖縄戦に参加した。

貨物航空機運搬艦となった「ブレトン」。1966年撮影。

ブレトンは1946年1月に西海岸に帰還すると、ワシントン州タコマで不活性化の準備に入る。1946年8月30日に予備役となり、1955年6月12日に CVHE-23(護衛ヘリ空母)、1958年7月1日に CVU-23(雑役空母)に艦種変更される。1959年5月7日には T-AKV-42(貨物航空機運搬艦)に変更される。ブレトンは1972年8月6日に除籍され、スクラップとして売却された。

ブレトンは第二次世界大戦の戦功で4つの従軍星章を受章した。

関連項目

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