フローラ (小惑星)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フローラ (小惑星)の意味・解説 

フローラ (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 19:14 UTC 版)

フローラ
8 Flora
フローラの軌道。青がフローラ、
赤が惑星(一番外側の赤は木星)、
黒が太陽。
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
フローラ族
発見
発見日 1847年10月18日
発見者 J. ハインド
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.201 AU
近日点距離 (q) 1.856 AU
遠日点距離 (Q) 2.546 AU
離心率 (e) 0.157
公転周期 (P) 3.27 年
軌道傾斜角 (i) 5.89
近日点引数 (ω) 285.40 度
昇交点黄経 (Ω) 110.96 度
平均近点角 (M) 188.39 度
物理的性質
直径 135.89 km
質量 2.6 ×1018 kg
平均密度 2 g/cm3
表面重力 0.0380 m/s2
脱出速度 0.0718 km/s
自転周期 12.7990 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 6.49
アルベド(反射能) 0.2426
表面温度 180 K
色指数 (B-V) 0.885
色指数 (U-B) 0.489
Template (ノート 解説) ■Project

フローラ[1][2] (8 Flora) は、火星木星の間の小惑星帯にある大型の小惑星である。

特徴

フローラは1847年10月18日に、イギリス天文学者ジョン・ハインドによって発見された。これ以前にも7個の小惑星(ケレス2006年以降準惑星)が発見されており、フローラは同年8月13日に同じくハインドが発見したイリスに続く、8例目の小惑星の発見となった。

フローラという名称はイギリス天文学者ジョン・ハーシェルが提案したものであり、ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神フローラにちなんで名づけられた。

フローラはフローラ族に属する小惑星であり、フローラ族の中では最も巨大な小惑星の1つである。ニッケルを含んだ珪酸塩岩によって構成されており、明るい表面をしている。

2005年1月に三重県掩蔽が観測された。

出典

  1. ^ 小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
  2. ^ 天文年鑑編集委員会 『天文年鑑 2019年版』誠文堂新光社、2018年、164-165頁。ISBN 978-4-416-71802-5 

関連項目

外部リンク


前の小惑星
イリス (小惑星)
小惑星
フローラ (小惑星)
次の小惑星
メティス (小惑星)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フローラ (小惑星)」の関連用語

フローラ (小惑星)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フローラ (小惑星)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフローラ (小惑星) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS