フロマージュ・ブラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/27 03:39 UTC 版)


100 gあたりの栄養価 | |
---|---|
エネルギー | 481 kJ (115 kcal) |
3.47 g
|
|
8.11 g
|
|
6.8 g
|
|
ビタミン | |
ビタミンA相当量 |
(9%)
68 µg
(0%)
29 µg
|
チアミン (B1) |
(3304%)
38 mg |
リボフラビン (B2) |
(20000%)
240 mg |
ナイアシン (B3) |
(1667%)
250 mg |
パントテン酸 (B5) |
(6800%)
340 mg |
ビタミンB6 |
(3462%)
45 mg |
葉酸 (B9) |
(7%)
26 µg |
ビタミンB12 |
(14%)
0.34 µg |
ビタミンC |
(0%)
0 mg |
ビタミンD |
(1%)
0.2 µg |
ビタミンE |
(1133%)
170 mg |
ミネラル | |
ナトリウム |
(2%)
32.7 mg |
カリウム |
(2%)
101 mg |
カルシウム |
(11%)
113 mg |
マグネシウム |
(3%)
10.2 mg |
リン |
(15%)
102 mg |
鉄分 |
(1%)
0.08 mg |
亜鉛 |
(4%)
0.41 mg |
他の成分 | |
水分 | 81.3 g |
コレステロール | 8.6 mg |
|
|
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: ANSES[1] |
フロマージュ・ブラン(フランス語: Fromage blanc)は、北フランスから南ベルギーが原産のフレッシュチーズである。名前はフランス語で「白いチーズ」を意味する。フランスの法律によると、フロマージュ・フレ(Fromage frais)はフロマージュ・ブランとは異なる[2]。原料は牛乳[3]。
フロマージュ・フレという呼称は、乳酸発酵を経た非熟成チーズに用いる。フレッシュチーズとして販売される発酵した白いチーズは、消費者に販売される時点で生きたフローラを含む必要がある。
そのため、フロマージュ・ブランでは発酵が止まっているのに対して、前者は販売時点で生きた微生物を含んでいる必要がある。
フロマージュ・フレはクリーミーなソフトタイプのチーズで、全乳またはスキムミルクとクリームから作られる。クワルクと似ている。
固さはクリームチーズ程度であるが、脂肪が少ない。純粋なフロマージュ・ブランは事実上無脂肪だが、風味を良くするためにしばしばクリームが加えられるため脂肪の量が増え、しばしば総重量の8%にも達する。
フロマージュ・ブランは、しばしば果物を加えて、ヨーグルトと同様にデザートとして食べられる。西洋の多くの国では、ヨーグルトと一緒にスーパーマーケットで売られている。
羊の乳を材料に、フロマージュ・ブランと同様の製法で作ったフレッシュチーズをフェッセルと呼ぶ[3]。
出典
- ^ anses (フランス語)
- ^ Note d'information accompagnant le decret n°2007-628 relatif aux fromages et specialites fromageres Ministere de l'economie[リンク切れ]
- ^ a b 大滝絵美 (2007年2月15日). “え~っ! これはフロマージュ・ブランじゃないんですか!!!”. 辻調おいしいネット. 2023年3月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、フロマージュ・ブランに関するカテゴリがあります。
- フロマージュ・ブランのページへのリンク