フランク・ブラナとは? わかりやすく解説

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フランク・ブラナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/18 03:22 UTC 版)

フランク・ブラナ
Frank Braña
Frank Brana as Sheriff Lewis Burton in Hai sbagliato... dovevi uccidermi subito! (1972)
生誕 Francisco Braña Pérez
(1934-02-24) 1934年2月24日
スペイン アストゥリアス州 Pola de Allande
死没 2012年2月13日(2012-02-13)(77歳)
スペイン マドリード
別名 Paco
職業 俳優

フランク・ブラナ(Frank Braña、1934年2月24日 - 2012年2月13日)は、スペイン俳優である。フランシスコ・ブラナ(Francisco Brana)とクレジットされることもあった。

人物

俳優としての特徴

アストゥリアス州の生まれ。1960年頃から俳優活動を開始し、主に母国スペインでロケされたマカロニ・ウエスタンをはじめとするアクション映画の屈強な悪役として活躍した。出演作品はテレビ作品も含めて膨大であり、クレジットされない場合も少なからずあった。エウヘニオ・マルティン監督の『ガンクレイジー』(1966年)の序盤で早々に撃たれるお尋ね者など、端役であっても印象的なものが少なくない。日本では未公開だが、ジョージ・マーティン主演の『三人のスーパーマン』シリーズには3人の主役の一人を演じた。尚、日本では出演作品の公開は多くは無いが、2000年代ま初頭まで出演活動を続け、『新リバイアサン/リフト』(1989年)が劇場公開され、VHS化された一部の未公開作品もレンタルビデオを通じて接することが出来た。

ハリウッド大作にも出演

1950年代の末から『誇りと情熱』(1957年)、『ソロモンとシバの女王』(1958年)、『アラビアのロレンス』(1962年)等の史劇スペクタクル大作がハリウッドよりも人件費の安価なスペインで撮影された。この流れで当地の大勢の俳優やスタッフがそう言った作品群に参加するに至った。また、更にマカロニ・ウエスタンの隆盛に拠ってスペインのアンダルシアはヨーロッパのハリウッドと呼ばれる程に活況を呈した。

ブラナもニコラス・レイ監督の『キング・オブ・キングス』(1961年)やデーヴィッド・リーン監督の『ドクトル・ジバゴ』(1965年)、フランクリン・J・シャフナー監督の『ニコライとアレクサンドラ』(1971年)など自国で撮影されたハリウッド超大作にもエキストラに近い端役で参加している。また、小品だが、英国のピーター・コリンスン監督の人間狩りを題材にした『ダーティハンター』(1974年)にも出演し、ウィリアム・ホールデンピーター・フォンダジョン・フィリップ・ロウリチャード・リンチと言った個性派俳優が主な役どころを占めていた。

出演作品

※クレジットに名の無い作品もあった。

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