血斗のジャンゴとは? わかりやすく解説

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血斗のジャンゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 16:11 UTC 版)

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血斗のジャンゴ
Faccia a faccia
監督 セルジオ・ソリーマ
脚本 セルジオ・ソリーマ
セルジオ・ドナティ
製作 アルベルト・グリマルディ
出演者 ジャン・マリア・ヴォロンテ
トーマス・ミリアン
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 ラファエル・パチェコ
配給 大映第一フィルム
公開 1967年11月23日
1968年11月12日
上映時間 107分
製作国 イタリア
スペイン
言語 イタリア語
興行収入 ITL512,800,000(1968年)[1]
ITL13,400,000(1971年)[1]
Pts56,188,659[1]
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血斗のジャンゴ』(けっとうのジャンゴ 原題:Faccia a faccia)は、1967年制作のマカロニ・ウェスタンセルジオ・ソリーマ監督。タイトルロールの「ジャンゴ」は日本語訳に際し先行作品である『ジャンゴ』(日本語題:続・荒野の用心棒)から非公式に借用されたものであり[2]、原語であるイタリア語版では、彼にはソロモン・ベネットという名が付けられている。尚、登場するチャーリー・シリンゴはピンカートン探偵事務所で活躍した実在の人物であり、物語のキーマンとなっている。

あらすじ

ニューイングランド大学教授をしていたブラッド・フレッチャーは病気療養のためテキサスにやって来た。そこで彼はソロモン・ベネットという無法者と知り合う。

ブラッドはソロモンと行動を共にするうちに次第に悪の心が芽生え、彼の率いる盗賊一味と悪行の限りを尽くすようになる。

ある日、チャーリー・シリンゴという男が一味への仲間入りを志願してくる。しかし、実は彼は保安官であり、一味は強盗を決行したその日、シリンゴの手引きで駆け付けた軍隊に一網打尽にされてしまう。

多くの仲間達が亡くなり、今やソロモンに代わって一味のリーダーとなったブラッドだが、自警団に夜襲され、老人や女ら仲間を連れ敗走する。その途中、脱走したソロモンと再会する。

ブラッドは、追撃してくる自警団に加わっていたシリンゴを射殺しようとするが、背後から撃たれて死ぬ。ブラッドを撃ったのは仲間のはずのソロモンだった。ブラッドはソロモンに撃たれた理由がわからず、何故だ、自分には夢があったのにと呟き砂漠に倒れた。ソロモンは悪に魅入られたブラッドがこれ以上暴走するの止めようとしたのだった。追いついてきたシリンゴは自警団を退去させると、善の心に目覚めたソロモンを逃がしてやるのだった。

キャスト

※括弧内は日本語吹替(初回放送1977年5月28日『土曜映画劇場[3]』)

※日本語版演出:高桑慎一郎

脚注

  1. ^ a b c Faccia a faccia (1967) - Box office - business”. imdb.com. 2013年2月6日閲覧。
  2. ^ 『イタリア人の拳銃ごっこ マカロニ・ウェスタン物語』 P.168 二階堂卓也 2008年 フィルムアート社
  3. ^ 放送時のタイトルは『流血の用心棒』

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