フューエルセルとは? わかりやすく解説

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フューエルセル

英語 fuel cell

外部から、燃料としての水素酸化剤(空気中に含まれる酸素など)を連続的に供給して、その電気化学反応によって電気エネルギー取り出せ電池のことで、一種発電装置ともいえる。したがって電気自動車用の電池異なり充電を必要とせず、エンジン車と同じよう燃料補給すればいつでも、しかも二酸化炭素などの排気ガス出さないか、または少な排出走行できることで、これが次世代動力源として注目されている理由である。構造的には、電解質とその両側2つ電極、すなわち燃料極(アノード)と空気極(カソード)があり、さらにその外側を、セパレーター称する燃料および空気供給用の通路設けた板状材料はさんでいる。アノード側に燃料水素加えると触媒作用して水素イオン電子発生し、この水素イオン電界質を透過して空気極達する。ここでアノードカソードモーターなどの外部負荷を介して結合すると、アノードからカソード電子流れ込んで電流発生し同時に水素イオン酸素反応して発生する。この反応は、入れた2つ電極電気加えると両極酸素水素発生する水の電気分解の、ちょうど逆の反応考えればわかりやすい

フューエルセル

参照 燃料電池
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


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