フォロ・エルムア
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フォロ・エルムア(英語版)(スペイン語: Foro Ermua, バスク語: Ermuko Foroa, 英語: Ermua Forum, エルムアの広場)は、スペインの市民組織。メンバーは主にバスク州に居住するスペイン市民で構成されている。1998年1月に設立され、2007年からの会長はミケル・ブエサ(スペイン語版)である。 歴史 1997年7月、国民党(PP)から選出されたエルムア市議のミゲル・アンヘル・ブランコがバスク祖国と自由(ETA)に誘拐され、殺害される事件が起こった。この殺害事件は「エルムアの精神」(スペイン語: espíritu de Ermua)と呼ばれる地元運動を呼び、ブランコの誘拐殺人後には多くの地元住民の間に連帯意識の感情が生まれた。フォロ・エルムアは「エルムアの精神」を継続すべく、1998年1月に設立された。2007年からの会長はミケル・ブエサ(スペイン語版)である。ミケル・ブエサはマドリード・コンプルテンセ大学の経済学教授であり、2000年にETAによって殺害されたバスク社会党(PSE-EE)の政治家フェルナンド・ブエサの弟である。 メンバー 立ち上げメンバーは以下の人物などである。 ビダル・デ・ニコラス(詩人) アグスティン・イバロラ(芸術家) ホセ・ルイス・ロペス・デ・ラカリェ(ジャーナリスト) カルロス・トロリカ(社会主義者) ホン・フアリスティ(詩人・著作家) ミケル・アスルメンディ(人類学者・著作家) フランシスコ・ドニャテ イニャキ・エスケラ(著作家・ジャーナリスト) エドゥルネ・ウリアルテ(政治学者・政治学教授) フェルナンド・サバテール(哲学者) クリスティーナ・クエスタ ハビエル・コルクエラ ラウール・ゲラ・ガリード(著作家) エルマン・テルトスチ(ジャーナリスト) チェマ・ポルティーリョ(歴史学者)
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