フェニックス_(ゲーム)とは? わかりやすく解説

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フェニックス (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/23 19:10 UTC 版)

フェニックス
ジャンル 固定画面シューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
PlayStation 2[PS2]
発売元 タイトー
アムスター、センチュリ
人数 1-2人交互プレイ
発売日 [AC]1980年
[PS2]2007年3月29日
その他 PS2版はタイトーメモリーズII 下巻に収録
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フェニックス』 (Phoenix) は、1980年日本タイトーから発売された業務シューティングゲームである。

概要

プレイヤー機は2方向レバーで操作、2ボタンのうちショットボタンが攻撃、バリアボタンは敵の攻撃や体当たりを防ぐことができるが、バリア発動中は移動ができず、一度使うと一定時間が経過するまで再使用は出来ない。ステージは全5面構成。

  • 1、2面 - 鳥の群集を倒す。しつこい飛び方をする。
  • 3、4面 - 卵からコンドルに進化する敵を倒す。撃たれると体が裂けるように派手に壊れるのが特徴。こうして同じ敵を全滅させても色違いの同じ敵を再度登場させることで、1面分のデータにより2面分のステージを確保しており、こうした作風は『ムーンクレスタ』や『サスケvsコマンダー』にも見られる。
  • 最終面 - 基地のボスキャラクターを破壊すればクリア。基地の途中がスクロールする壁に覆われており、タイミングを合わせて撃たなければ倒せない。

BGMはスタート時に『禁じられた遊び』、クリア後1面からは『エリーゼのために』が流れる。家庭用ゲーム機 PlayStation 2 への移植である『タイトーメモリーズII 下巻』収録版では曲が異なる。

本作の元々の版権者であるジー・ジー・アイ株式会社は1980年に倒産しており、日本ではタイトーが商品化してテーブル筐体で発売した[1][2]アメリカ合衆国ではアメリカ大陸における製造販売権を持っていたアムスター・エレクトロニクスがテーブル筐体(カクテル筐体)で発売し、また、同社から許諾を受けたセンチュリ英語版がアップライト筐体で発売した[3]

1981年にテーカン(後のテクモ)から発売された業務用シューティングゲーム『プレアデス』は、フェニックスの基板を改造しており、映像や演出などゲーム内容に類似性が見られる[要出典]。アメリカ大陸ではセンチュリが同社から許諾を受けて発売し、ヨーロッパも含めると日本国外で15,000台以上を販売した[4]。家庭用ゲームソフトでは『テクモヒットパレード』でプレイできる。

脚注

  1. ^ 多彩な変化のフェニックス、タイトーからマスメダルゲーム2機種も」『ゲームマシン』第158号、アミューズメント通信社、1981年2月1日、15面。2025年10月23日閲覧。
  2. ^ 米国センチュリに「ルート16」、テーカン通じ許諾」『ゲームマシン』第160号、アミューズメント通信社、1981年3月1日、2面。2025年10月23日閲覧。
  3. ^ “Centuri, Amstar Announce Licensing Pact For Phoenix”. キャッシュボックス (Cash Box Pub. Co.) 42 (40): 46. (1981). 
  4. ^ 海外市場を保護、テーカン、コピー回避で安定図る」『ゲームマシン』第172号、アミューズメント通信社、1981年9月1日、3面。2025年10月23日閲覧。

「フェニックス (ゲーム)」の例文・使い方・用例・文例

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