ファミリアリティー
例えば米国ではジャガイモやトウモロコシ、日本ではイネや大豆のように、非遺伝子組換え作物の長年の栽培経験に基づき、環境や人に対する特性について把握することは容易であるので、ファミリアリティーは高いといえる。しかし、これまで利用経験の少ない新しい種類の遺伝子組換え体については、そのリスクについて慎重に判断していく必要があると考えられ、ファミリアリティーは低いと評価される。このように、ファミリアリティーは、生物の特性、組換えに用いるベクター、組み込む遺伝子、導入される環境などの情報と使用経験の度合いを基準にしている。
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