ピーチメルバローレライはどんな植物？わかりやすく解説 Weblio辞書

ピーチメルバローレライ【ﾋﾟｰﾁﾒﾙﾊﾞﾛｰﾚﾗｲ】（草花類）


	登録番号	第4164号
	登録年月日	1994年 11月 22日
	農林水産植物の種類	シンビジウム
	登録品種の名称及びその読み	ピーチ　メルバ　ローレライ　よみ：ﾋﾟｰﾁﾒﾙﾊﾞﾛｰﾚﾗｲ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	2000年 11月 24日
	品種登録者の名称	有限会社福岡洋蘭園
	品種登録者の住所	愛知県西加茂郡三好町大字打越字三本松８２
登録品種の育成をした者の氏名	福岡綱助
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，「メロディーフェア　マリリンモンロー」に「センセーション」を交配して育成されたものであり，花はセパル，ペタルともに淡ピンクの地色に鮮ピンクの条線が入り，リップは円形で淡黄の地色に濃紅の斑点が入る部分抱・平咲の中型種である。　　草型の大きさは中，草姿は中間型である。開花ぎ球茎の正面の形は卵形，横断面の　形は扁円形，高さは61～100mm ，長径は51～70mmである。葉の全体の形は広線形，先端は不等鋭先形，葉の長さは80cm，幅は 2.8cm程度，葉色は緑，葉の頂点の角度は45～60°，先端は60～90°，葉数は10～12枚である。花茎の長さは50cm，太さは10mm程度，1花茎の花数は8花程度である。咲型は部分抱・平咲，横径は101 ～120mm ，縦径は81～100mm ，ドーサル・セパル正面の形は長楕円形，ラテラル・セパル正面の形は湾曲倒卵形，ペタル正面の形は広線形である。リップ正面の形は円形，周縁の反転は無，波打ちは小である。花弁の内側の花色はセパル及びペタルともに淡ピンク（JHS カラーチャート0402）の地色に鮮ピンク（同0404）の条線が入る，リップは淡黄（同2503）の地色に濃紅（同0108）の斑点が入る。花の香りは弱，開花期は冬である。　　「メロディーフェア　マリリンモンロー」と比較して，葉の全体の形が広線形であること，ラテラル・セパル正面の形が湾曲倒卵形であること，セパル及びペタルともに内側の色が淡ピンクであること等で，「カーニバルダンサー　トップレス」と比較して，開花ぎ球茎の正面の形が卵形であること，ラテラル・セパル正面の形が湾曲倒卵形であること，リップ正面の形が円形であること，リップが淡黄の地色に濃紅の斑点が入ること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，昭和５７年に出願者のハウス内（愛知県西加茂郡三好町）において「メロディーフェア　マリリンモンロー」に「センセーション」を交配し，６２年にその実生の開花株の中から選抜し，以後，増殖を行いながらその特性を確認し，平成　２年に育成を完了したものである。