ビーコンランプ
路側に設置し、アンテナ部を通じて車両の位置座標や道路交通情報などを受・送信する装置。語源は信号所、灯台、信号灯などの意で、以前は航空用の無線標識などを指した。交通用語としては、道路の一定区間ごとに設置された小型のアンテナまたは受発光部より、車両の位置情報やVICSの情報などを送・受信している。電波ビーコンではアンテナの前後35m程度、光ビーコンでは直下3.5m程度の範囲で受信でき、それぞれ前方200km、前方10~30km程度の周辺情報が提供されている。光ビーコンは、路端から逆し字型の支柱の横バーの車線直上位置に装着、支柱下部に制御装置箱を設け、車載機との間で双方向通信を行うことができる。この光ビーコンはVICS、ETCなど交通情報提供システムをはじめ、路車間通信の手段としてITS全般への応用が進められている。
参照 高度道路交通システム、自動料金収受システム(ETC)、路車間通信、VICSWeblioに収録されているすべての辞書からビーコンランプを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

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