ビッキーズ版
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1976年にCBSソニーから発売のシングル『赤い花白い花』で、女性フォークデュオ「ビッキーズ」がデビューした。メンバーは川島敬子(ケイちゃん)と山田企司子(キイちゃん)。編曲は浦野直。 2人は神奈川県立横浜日野高等学校(現:神奈川県立横浜南陵高等学校)2年生のとき、友人が音楽コンテスト「ナショナル・テクニクス・グランプリ」に出場したことに触発され歌いはじめる。横浜市内の音楽コンテストに度々出場し、テレビ神奈川のフォークソングコンテストで連続4週勝ち抜いた末、その年の決勝大会で準優勝を勝ち取る。その後、紙ふうせんのコンサートでバックコーラスとして参加し、1976年にレコードデビューした。 「ビッキーズ」のユニット名は後藤悦治郎が命名した。ビッキーとは山形県の方言で蛙のことで、「井の中の蛙大海を知らず」の諺から、まだ世間に染まっていない若い2人が、音楽活動を通して世界の広さと深さを知ってほしいという願いから名付けたという。キャッチコピーは「Jump Up ビッキーズ!」。 ビッキーズによる「赤い花白い花」は、1976年(昭和51年)12月から1977年(昭和52年)1月にかけて、NHKの音楽番組『みんなのうた』で放送された。番組でのアニメーションは林静一が担当。これにより楽曲の知名度が大きく向上した。
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