ビジネス面における第2回大会からの前進
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 20:18 UTC 版)
「2013 ワールド・ベースボール・クラシック」の記事における「ビジネス面における第2回大会からの前進」の解説
WBC主催者である大リーグ機構のブロスナン上級副社長は「文句なしに、ホームラン級の大成功」と今大会を総括した。観客動員88万5212人は前回を約8万人上回る史上最多。これに加え、ライセンス利用額、視聴者数、スポンサーシップ販売額、ソーシャルメディア利用数、すべてで前回大会の数字を上回る結果となった。今大会では公式のフェイスブックとツイッターを開設し、フェイスブックでは100万近いコメントやシェア等があり、ツイッターでも20万回以上のリツイートがされ、デジタルメディアでのアピールにも成功した。初の1次ラウンド地元開催となった台湾では、チャイニーズタイペイ代表の試合が開催球場史上最多の超満員になるなど盛り上がった。予選においては、多くの初招待国が生まれ、各国にWBC参加による影響を与えることになった。なかでも、野球よりもソフトボールが主流なニュージーランドでは、野球に転向するソフトボール選手も現れるほどであった。またWBC初となる欧州でのラウンドを開催(ドイツ)、今大会でのオランダやイタリアの躍進もあり、今後の欧州への関わりも注目される。一方、日本で開催された福岡ラウンドでは、地元の日本代表の試合でも高額なチケットからか空席が目立った。また各ラウンドの地元代表以外の試合も依然として空席が目立つことが多く、これらの観客動員をいかに伸ばしていくかが今後の課題の一つである。
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