ビジネス機の拠点として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:42 UTC 版)
長野県諏訪市に本社拠点を置くセイコーエプソンは、1998年からビーチクラフト キングエアB200型・300型機を社有機として購入。国内各地に点在する事業所(精密機械部品工場)への社員出張用途に、松本空港を拠点として、庄内空港(山形県酒田市の酒田事業所・東北エプソン)や大阪府にある八尾空港へコーポレートシャトル(社員専用便)として、2020年3月まで新中央航空が運航を担当していたが、2020年4月よりフジビジネスジェット(FBJ)のセスナC525型での運航へ移行。 また、2004年に液晶パネル生産をする千歳事業所(北海道千歳市)を新千歳空港至近の工業団地に新設したが、こちらはフジドリームエアラインズ (FDA) の松本 - 新千歳空港便を利用するよう配慮しているとされる。 なお、1999年9月の台湾大地震の際には、携帯電話向け液晶パネル生産において当時世界規模で過半数のシェアを支えていた、セイコーエプソンの関連会社である現地法人の事業所(工場)の、被災状況の視察と救援物資輸送を目的として、松本空港から鹿児島空港・那覇空港を経由して台北へ向かう、海外特別便が運航された。 2020年11月にFBJが松本空港内に拠点を開設。前述のセイコーエプソン事業所間等のチャーター便を運航している。
※この「ビジネス機の拠点として」の解説は、「松本空港」の解説の一部です。
「ビジネス機の拠点として」を含む「松本空港」の記事については、「松本空港」の概要を参照ください。
- ビジネス機の拠点としてのページへのリンク