ビザンツ帝国における金印勅書とは? わかりやすく解説

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ビザンツ帝国における金印勅書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 02:19 UTC 版)

金印勅書」の記事における「ビザンツ帝国における金印勅書」の解説

ビザンツ帝国東ローマ帝国)の金印勅書は、9世紀末から10世紀末にかけての皇帝レオーン6世時代制定された「クリュソブーロス・ロゴス」という勅令様式である。 この勅令は、皇帝貴族修道院免税などの特権下賜する際に発布されたもので、皇帝法律発布する際に使用され正式な勅書「エーディクトン」という書式近似しており、 父と子聖霊御名において ニケフォロス・ボタネイアテス、キリスト忠実な皇帝にしてローマ人支配者… といった呼びかけ発布した皇帝称号にはじまる荘重な前文から始まっていた。 11世紀アレクシオス1世コムネノスヴェネツィア共和国与えたものは当時国際関係大きく影響したビザンツ帝国は、勅令のほか徴税のための土地台帳などの行政文書多数作成していたが、戦乱などでほとんど失われてしまった。現在ビザンツ帝国勅書残っているのは、特権下賜され修道院などが保存していた、このような金印勅書のみである。

※この「ビザンツ帝国における金印勅書」の解説は、「金印勅書」の解説の一部です。
「ビザンツ帝国における金印勅書」を含む「金印勅書」の記事については、「金印勅書」の概要を参照ください。

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