ヒエロニヒカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/19 13:30 UTC 版)
女王の側近である神官団の長、最上位の巫女である大院司。テュケーの従属神スミュルナの紋章が刺繍された衣を常に纏い、長きにわたって若さを保ち続けている不気味な女で、アナスタシアとも古い知り合いである。シルヴィアから託宣を得るためには手段を選ばない冷酷さを持つ。女王の側近という立場を利用して、三大公家と権力争いをしている。託宣女王の血に時間を巻き戻す効果がある事に気づき、己の若さを保つ為に代々の託宣女王の生き血を啜っていた。何らかの使命を自らに課しているようで、権力争いや若さを保ってきたのは使命を遂行する為に行ってきたことのようである。スミュルナの刻印を持つらしく、聖王国の古い記録に刻印を発現させた事が記録されている。シルヴィアの聖巡の最中にアンゴーラ軍の襲撃に遭い、シルヴィアをいずこかに逃がすも自身は虜囚となって拷問にかけられる。その後、アナスタシアにデクレヒト陥落寸前にシルヴィアの全ての血を己が身に取り込んでテュケーの血統を守ろうとしたことを見抜かれ、アナスタシアのイノ・モルタの刻印の力でシルヴィアを強制的に復活させられたことで、身体を内側から引き裂かれて死亡した。
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