パリ・オペラ座入団後
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「ドロテ・ジルベール」の記事における「パリ・オペラ座入団後」の解説
2000年、17歳でオペラ座のコール・ド・バレエとなる。2002年にコリフェに昇進し、在任中『ドン・キホーテ』で通例スジェ(ソリスト)が配役されるブライズメイド(花嫁付添人)の役を演じる。2004年にはスジェに昇進し、早くもキトリの大役に抜擢される。彼女はオペラ座の舞台で、ベテランたちを相手にその実力を証明し、関係者や観衆に将来の成功を確信させることとなった。 2005年、プルミエ・ダンスール(第一舞踊手)に昇進し、『ロミオとジュリエット』(ルドルフ・ヌレエフ振付)のヴァリエーションや、ローラン・プティ振付『カルメン』(抜粋)のヴァリエーションなどを踊った。かつてのオーレリー・デュポンの時と同じ位の確実さでエトワールへの道へと進み、翌2006年には『ラ・バヤデール』のガムザッティを演じて大成功をおさめた。 同年、オペラ座のエトワールであるマニュエル・ルグリの企画による海外公演「マニュエル・ルグリと仲間たち」に参加。日本公演では、『白鳥の湖』のオデット/オディールを初めて踊った。 2007年、ジルベールはルグリ振付の『ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ』をマチュー・ガニオとの共演で初演した後、『ラ・フィユ・マル・ガルデ』(フレデリック・アシュトン振付、アレクサンダー・グラント改訂)で、リーズ役を演じた。
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