パトウ家の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 12:50 UTC 版)
ソレイユ・ルナ・ド・パトウ 主人公。ボルドーに本領であるパトウ伯爵領を持つ中世以来のフランスの大貴族パトウ伯爵家の当主の孫娘で、呪われた青い瞳を持っている。父親はパトウ伯爵家の跡取り息子であったアントワーヌ、母親は新興財閥エトワールの当主エトワール・ギルマーの娘である。パリ大学医学部で遺伝学を専攻。先代パトウ伯爵の死去という事態を受け、自分以外でパトウ伯爵位の継承権を持った人物を捜してアルジェに現れた。 ヴァンクリフ・カスパール・ド・パトウ(ジョスラン) ソレイユの伯父。若い頃に伯爵家より出奔しアメリカに渡るも、妻子と死別。その後アフリカに渡ってフランス外人部隊の指揮官となっているところをソレイユに発見される。外人部隊では「レイス・ジョスラン(ジョスラン船長)」を名乗っていた。神出鬼没の小部隊を率いて敵に大損害を与えることから「青の魔神」と呼ばれて恐れられる存在。 アントワーヌ・ド・パトウ ヴァンクリフ・カスパールの弟で主人公ソレイユ・ルナの父。15年前に鉄道事故で夭折。 アデライード・ド・パトウ 先代パトウ伯爵が妾に生ませた娘。23年前にアルジェリアで行方不明となった。 ウルージ・アル・ハサン アルジェリアのトゥアレグ族の族長の末息子で、次代の族長に指名されている人物。アデライードの次男で、ソレイユの従兄弟にあたる。ムスリム。 シナーン アデライードの長男で、ウルージの異父兄にあたる。身体(特に心臓)が弱いが、強力な霊媒の能力を持っている。 パトウ伯爵夫人 先代パトウ伯爵(ソレイユの祖父)の妻で、ソレイユの後見人にあたる。
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