パターンの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 09:11 UTC 版)
ライフゲームでは世代を経ることで最終的に死滅する図形もある。 生き延びる場合の変化は4パターンに分類することができる。 固定物体は世代が進んでも同じ場所で形が変わらないものを指す。 振動子はある周期で同じ図形に戻るものを指す。 移動物体は一定のパターンを繰り返しながら移動していくものを指す。 繁殖型はマス目が無限であれば無限に増え続けるパターンである。 コンウェイは「生きたセルの数が無限に増えつづけるパターンはありうるか」という問題に50ドルの懸賞金をかけた。コンウェイ自身は、そのようなパターンとして「周期的だが次々にグライダーを打ち出すもの」や「移動しながら通過した後に破片を残すもの」の存在を予想し、前者を「グライダー銃」、後者を「シュシュポッポ列車」と呼んだ。1970年11月、ビル・ゴスパー(英語版)らは、初めてグライダー銃の具体例を挙げて賞金を獲得した。後にシュシュポッポ列車の具体例も与えられている。繁殖型としては、移動しながらグライダーを打ち出す「宇宙の熊手」(space rake) と呼ばれるものや、四方に向かって成長する「マックス」と呼ばれるものなど、様々なパターンが見付かっている。 4つの分類における単純な例を以下に示す。 「ライフゲームの物体一覧」も参照
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