パスワードの仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:11 UTC 版)
「パスワード (コンピュータゲーム)」の記事における「パスワードの仕組み」の解説
生成されるパスワードは、パスワード発行時のプレイヤーキャラクターの状態や場所、所持しているアイテムなどのデータを、ゲームプログラム内で独自に定められた法則で暗号化(エンコード)し、文字列などにしたものである。そしてゲーム再開時にパスワードが入力されると、そのパスワードがプログラムによって再びゲーム内のデータに変換(デコード)される仕組みとなっている。このときに、プログラムがパスワードを正常にデコードできない場合は、入力したパスワードが誤っているということになり、エラーメッセージを画面に表示させ、プレイヤーに再入力を促す。 なお、チェックを通ればゲームを開始出来るため、でたらめな入力、チェック箇所の逆算などによって通常では起きない状態から開始することも可能になる。また、開発者が特定の配列の文字列でゲーム開始とは別処理になったり、特殊な状態(能力値最大、強力アイテム所持など)でプレイしたり、特別な画面が表示されたりするようなものも存在することがある。これらは同じ文字を連続させたもの、あるいは文章として読むことの可能なものであることが多い。このようなパスワードはゲーム雑誌に裏技として紹介されることもあった。デコードの基準となる文字列にメッセージが含まれるケースなども存在している。
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