パケット定額制の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 15:56 UTC 版)
「パケット定額制」も参照 定額制サービスが始まった最初のころは、定額制の適用される通信内容と適用されない内容の違いが消費者に分かりにくく、定額制だからとサービスを利用していて、後日請求金額から適用外であったことに気付くなどの混乱も発生している。特にモバイル通信など携帯電話をノートパソコンに繋いで利用した場合は適用外となっていたために、国民生活センターなどに相談した事例が報告されている。 また、定額制プランに加入していてもパケ死が起こるリスクがある。そのひとつに、NTTドコモだと「スピードモード」、SoftBankだと「快適モード」といわれるサービスがある。通常は、2GBのデータ通信プランを選択すると、2GB使いきれば、自動的に128kbpsの低速通信になり、追加プランを購入するか選択できる。 しかし前述の「スピードモード」や「快適モード」の無制限プランを契約すると、選択画面が表示されず、自動的に追加料金1GB当たり税別1,000円が追加される。同様にauのエクストラオプションに加入すると、2GBごとに税別2,500円が加算される。そのため実質青天井となり、それを知らずに使い続けると、多額の通信料金が請求される可能性もある。 2014年に発売された、iPhone 6や6Plusを購入する場合は、それらへの加入が強制されているため、パケ死のリスクが指摘されている。
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