バツェヴィチ
ヴァイオリニストとしても活動したポーランドの作曲家。オーケストラのための作品やヴァイオリンとピアノのための作品を作曲している。前衛的な技巧を採り入れた《ピアノ五重奏曲 第2番》(1965)の手法はポーランドの国内にとどまらず注目を集めた。ポーランドとパリで学んだバツェヴィチの作風は、新古典主義の中で弦楽器の技巧的な効果を活かしていることに特徴がある。
バツェヴィチ
グラジナ・バツェヴィチ
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グラジナ・バツェヴィチ(Grażyna Bacewicz, 1909年2月5日 ウッジ – 1969年1月17日 ワルシャワ)はポーランドの女性作曲家・ヴァイオリニスト。ポーランドの内外で国際的に認知された最初のポーランド人女性作曲家である。父親はリトアニア人の音楽家で、兄ヴィータウタス・バツェヴィチュス(Vytautas Bacevičius)はリトアニアの、もう一人の兄キェイストゥット(Kiejstut Bacewicz)はポーランドの作曲家になった。
- 1 グラジナ・バツェヴィチとは
- 2 グラジナ・バツェヴィチの概要
- 3 文献
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