バックスクリーンウォーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 13:39 UTC 版)
「甲子園歴史館」の記事における「バックスクリーンウォーク」の解説
阪神甲子園球場バックスクリーンの裏側に設けられている横幅の細い通路で、営業時間内には入館客も通行できることから、両側の壁面を展示に活用。拡張前までは3つのゾーン(「バックスクリーンウォーク1」「バックスクリーンウォーク2」「バックスクリーンウォーク3」)で構成されていた。「バックスクリーンウォーク1」の壁面では、開館の当初から以下の展示を実施している。「タイガース背番号ヒストリー」 「懐かしの選手名板」 - 1983年までスコアボードで使用された手書きの選手名板から、タイガースの往年のスターティングメンバーが白色のペンキで記された名板と、甲子園球場でオールスターゲームを開催した際に使用した他のセ・リーグ球団所属選手の名板を展示。 「バックスクリーンウォーク2」の壁面では、開館の当初から以下の展示を実施している。「高校野球ユニホームギャラリー」 - 選抜大会・選手権本大会へ出場した経験のある高校を対象に、実際に登場した選手・監督や関係者から寄贈されたユニフォームの一部に、寄贈者の氏名が記された案内板を添えて展示。寄贈者には、上記高校からの卒業後に日本のプロ野球(NPB)でも活躍した元選手が数多く含まれている。 「甲子園人物録」 - 甲子園に関係する野球殿堂入り選手・関係者のレリーフのレプリカを展示。 過去の高校野球選抜大会・選手権本大会やぐら - 大会のトーナメント表を、開催年に起きた主な事件・事故・話題などと合わせて紹介。直近年の大会で組まれたやぐらについては、プロ野球オフシーズンのメンテナンス期間中に追加される。 「ウォーク2」の先(拡張前までは「ウォーク3」との間のスペース)には、バックスクリーンの真下に通じる屋外階段が設けられていて、後述する「バックスクリーンビュー」の営業時間中には入館者にも開放されている。そのため、開館以来原則として飲食を禁じている館内では唯一、入館者が水分の補給を目的に立ち止まれるスペースを途中(「ウォーク1」と「ウォーク2」の間)に設けている。「ウォーク3」は屋外階段より先の通路に設定されていたゾーンで、拡張前まで壁面を「まんがと甲子園」の展示に充てていた。拡張を機に「まんがと甲子園」の展示スペースを移転させたほか、「球場エリア」側の新しい入口を「ウォーク1」の手前に設けたことによって、「ウォーク3」は閉鎖されている。
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