ハーストイーグル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 14:42 UTC 版)
ハーストイーグル(英語: Haast's Eagle、学名:Hieraaetus moorei[1])は、かつてニュージーランドの南島に生息していた大型のワシ。ハルパゴルニスワシ(Harpagornis Eagle)という名でも知られる。ニュージーランドの原住民であるマオリ族にはPouakai、より一般的にはHokioi、またはHakawaiと呼ばれる大型猛禽類の伝承があり、それは本種に由来しているとも言われる[2]。
- ^ a b “Return of the lost birds” (英語). New Zealand Geographic. 2021年2月26日閲覧。
- ^ :「その鳥は姿を見せないが、非常に大きな羽音を立てる、そのためマオリ族はそれが大きく強力な鳥とし、巨大なワシの姿と考えた。」という伝承がある
- ^ 川崎悟司 2011, pp. 291.
- ^ a b 稲垣栄洋 2021, pp. 159.
- ^ 捕食者にとって死肉食は重要な栄養補給方法であり、猛禽類は元来、その傾向がより強い。
- ^ 現在においても、大型の捕食者(ライオン、トラ、クマ)がより大型の対象(サイ、ゾウ、ウシなど)を襲うことは稀であり、その狩りの成功率も低い。
- ^ 大型の捕食者が、より大型の動物を捕食することに特化したという例は確認されていない。
- ^ 今泉忠明 & さのかける 2021, pp. 129.
- ^ Worthy, T. H.; Holdaway, R. N. (2002). The lost world of the Moa: Prehistoric Life of New Zealand. Bloomington: Indiana University Press. ISBN 0-253-34034-9
- 1 ハーストイーグルとは
- 2 ハーストイーグルの概要
- 3 概要
- 4 狩猟
- 5 生存説
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