ハビャリマナ政権時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 00:09 UTC 版)
「フツ・パワー」の記事における「ハビャリマナ政権時代」の解説
1973年、植民地化時代以前に半自治を行っていたフツ王国居住者の子孫であるルワンダ北部のより急進的な人々の支持を受け、国防警察省大臣であったジュベナール・ハビャリマナが無血クーデター(英語版)によりグレゴワール・カイバンダ大統領を打倒した。 このハビャリマナ政権はツチが政治活動を行わない限り弾圧を行わず、またクウォータ制によりツチに一定の社会進出を認めたため、この1970年代から1980年代後半までは比較的安定した状況が続いた。 しかし、1980年代後半の著しい経済の悪化や、1990年のルワンダ愛国戦線による侵攻が始まると(ルワンダ紛争)、ハビャリマナ率いるルワンダ政府はツチ-フツ間の対立を煽る方向に政策をシフトしていった。
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