華光【ハナヒカリ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7751号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 華光 よみ:ハナヒカリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 2月 24日 | |
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 須賀立夫、飯田幸彦、桐原俊明、横田国夫、西宮智美、奥津喜章、高木嘉明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「チヨニシキ」に「庄内32号(後の「はなの舞」)」と「コシヒカリ」の雑種第1代を交配して育成された固定品種であり,育成地(茨城県水戸市)における成熟期は早生の早,稈長がやや短,穂長及び穂数が中で,耐冷性に優れた水稲,粳種である。草型は中間型,稈長はやや短,稈の細太及び剛柔は中,止葉の直立の程度はやや立である。穂長及び穂数は中,粒着密度はやや密,穂型は紡錘状である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少,芒長は極短である。玄米の形は中,大小はやや大,精玄米千粒重はやや大,玄米の見かけの品質は中の上,光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は早生の早,障害型耐冷性は強,穂発芽性は難,耐倒伏性は中,脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型は+,穂いもち圃場抵抗性は中,葉いもち圃場抵抗性はやや強である。「初星」と比較して,穂数が少ないこと,障害型耐冷性が強いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型が+であること等で,「あきたこまち」と比較して,精玄米千粒重が大きいこと,障害型耐冷性が強いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型が+であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に茨城県農業試験場(水戸市)において,「チヨニシキ」に「庄内32号(後の「はなの舞」)」と「コシヒカリ」の雑種第1代を交配し,以後,系統育種法により選抜育成された固定品種であり,平成6年から生産力検定試験及び特性検定試験,7年から奨励品種決定試験を行い,同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ひたち7号」であった。 |
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