ハナキリンとは? わかりやすく解説

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はな‐きりん【花××麟】

読み方:はなきりん

トウダイグサ科常緑低木。高さ5090センチ太く屈曲し、鋭いとげがあってサボテンに似る。倒卵形つやがある。夏、紅色(ほう)をもつ雄花雌花とが集まって咲く。マダガスカル島原産で、観賞用


花麒麟

読み方:ハナキリン(hanakirin)

トウダイグサ科常緑低木園芸植物

学名 Euphorbia millii var.splendens


花麒麟

読み方:ハナキリン(hanakirin)

分野 短歌

年代 昭和期

作者 初井しづ枝


花麒麟

読み方:ハナキリン(hanakirin)

作者 初井しず

初出 昭和25年

ジャンル 歌集


ハナキリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 15:44 UTC 版)

ハナキリン
ハナキリン
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: キントラノオ目 Malpighiales
: トウダイグサ科 Euphorbiaceae
: トウダイグサ属 Euphorbia
: ハナキリン E. milii
学名
Euphorbia milii
Des Moul.
和名
ハナキリン(花麒麟)
英名
Crown-of-thorns, Christ Plant

ハナキリン(花麒麟、学名Euphorbia milii)はマダガスカル原産のトウダイグサ科低木多肉で棘が密生しサボテン(特に木の葉サボテン属のモクキリン)に似ており、花序を包む)が美しいので観賞用に栽培される。変種が多く、普通栽培されるのは変種 E. milii var. splendensで、さらに栽培品種が多数ある。

茎は直立するが、高くなると半つる状になり、這ったり他の物によりかかったりする。は長さ3cmほどの楕円形で若い茎の先端付近に多数付き、生長すると棘に変わる。棘で他の物にからまる。花は茎の先端に径1 - 2cmほどの杯状花序(トウダイグサ属特有の形)となり、1対の花弁状の苞があって、これが赤、橙、黄、白などに着色し目立つ。切ると出る乳液は有毒。

中東には古くから移入されていたとの説もあり、イエス・キリストが冠せられた「茨の冠」がこの植物だったとの伝説がある[1]ことから、「茨の冠」(英語:Crown-of-thorns)、「キリストの植物」(Christ Plant)などの名もある。

変種

次のような変種がある。

  • E. milii var. bevilaniensis
  • E. milii var. hislopiiE. hislopii
  • E. milii var. imperatae
  • E. milii var. longifolia
  • E. milii var. milii
  • E. milii var. roseana
  • E. milii var. splendens
  • E. milii var. tenuispina
  • E. milii var. tulearensis
  • E. milii var. vulcanii

脚注

  1. ^ [1]


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