ハナガサ

デジタル大辞泉

はな‐がさ【花^×笠】

読み方：はながさ

１ 造花などで美しく飾りたてた笠。祭礼や舞踊などに用いる。

２ 花をつけた笠。花が降りかかった笠。

「—をさしてきつれど桜人春の山べのたよりとぞ見る」〈公任集〉

３ 花を笠に見立てていう語。

「うぐひすの縫ふといふ笠はおけや梅の—や」〈催馬楽・青柳〉

桜図鑑

花笠

花笠(ハナガサ) Prunus lannesiana ‘Hanagasa’ 花は大輪、八重咲きで紅色。開花期は４月下旬。 北海道の浅利政俊が1963年に福禄寿の実生から育成、選抜した大輪で美しい桜で、花の咲 く形状が花笠によく似ていることからこの名がつけられました。

植物名辞典

花傘

読み方：ハナガサ（ｈａｎａｇａｓａ）

ビジョザクラの別称。
クマツズラ科の多年草

学名 Verbena phlogiflora

花笠

読み方：ハナガサ（ｈａｎａｇａｓａ）

ビジョザクラの別称。
クマツズラ科の多年草

学名 Verbena phlogiflora

季語・季題辞典

花笠

読み方：ハナガサ（ｈａｎａｇａｓａ）

花弁のくぼみをかさに見立てていう

季節 春

分類 植物

ウィキペディア

ハナガサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/17 08:52 UTC 版)

ハナガサ
日本花の会 結城農場にて
分類
界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目 : バラ目 Rosales 科 : バラ科 Rosaceae 属 : サクラ属 Prunus
学名
Cerasus Sato-zakura Group 'Hanagasa' Ohwi
和名
花笠（ハナガサ）

ハナガサ（花笠、学名：Cerasus Sato-zakura Group ‘Hanagasa’ Ohwi、シノニム：Cerasus serrulata ‘Hanagasa’）は、バラ科サクラ属のサクラで、オオシマザクラ系の栽培品種のサトザクラ群のヤエザクラ。1963年に浅利政俊がフクロクジュの実生から選抜育種して誕生させた松前系のサクラで、花の形状が花笠に似ている事から命名された。

樹形は傘状で、樹高は高木、花弁は八重咲きで紅色の大輪の花をつける。東京での花期は4月中旬。イチヨウやフゲンゾウなどと同じく雌しべが葉化して突き出ている。

• 

  日本花の会 結城農場にて

Weblio日本語例文用例辞書

「ハナガサ」の例文・使い方・用例・文例

• ハナガサソウという植物