ハイブリッド化やディーゼルエレクトリック化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 01:32 UTC 版)
「気動車」の記事における「ハイブリッド化やディーゼルエレクトリック化」の解説
近年のパワーエレクトロニクス技術の向上により、エンジンで発生した動力をそのまま使わずに、発電機や蓄電池、電動機と組み合わせた電動化が進められている。 JR東日本では、会員制クルーズトレインに使われるE001形(TRAIN SUITE 四季島)のように非電化区間をディーゼル駆動で発電する電車や、キハE200形・HB-E210系・HB-E300系を例としたハイブリッド車や、GV-E400系といったディーゼル・エレクトリック方式車両の導入も行われている JR北海道も、キハ40・47・48形と置き換えるための電気式気動車を、JR東日本と共同で開発し、上述のGV-E400系をベースとしたH100型が導入された。 また、JR西日本のクルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」において使用される87系寝台気動車や、JR九州の一般形気動車YC1系においてもシリーズハイブリッド方式が採用され、JR東海も特急「ひだ」「南紀」の現行車両であるキハ85系を置き換えるべくシリーズハイブリッド方式のHC85系を開発中で、2019年12月より試験走行車による試験を行っている。JR西日本ではディーゼル・エレクトリック方式車両の次世代型気動車であるDEC700形を開発中で、今後各種技術検証を実施する予定である 。 なお、JR四国ではこれらの技術を採用した気動車は一切ない。
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