ノースウエスト航空・デルタ航空
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「ノースウエスト航空85便緊急着陸事故」の記事における「ノースウエスト航空・デルタ航空」の解説
事故機はその後、整備を受け運用に復帰し、後に塗装変更も行われた。 2004年1月、定期航空操縦士協会は、NW85便の乗組員に「優秀飛行技術賞」を授与した。 2008年10月、ノースウエスト航空はデルタ航空に吸収合併(2010年1月30日、経営統合完了)された。これに伴い、事故機を含むノースウエスト所属の747-400シリーズは、2009年2月24日付けで16機全てデルタに移管され、順次塗装変更と大規模改修工事を受け、主に欧州路線や太平洋路線で引き続き、2017年12月まで運用された(事故機のN661USは2015年9月まで)。 NW85便を前身とするデトロイト - 東京線は、2020年より成田空港から羽田空港発着に変更の上、現在も1日1往復体制(DL275便(デトロイト発羽田行)・DL276便(羽田発デトロイト行))で運航中だが、退役が進み、関空・セントレアからも撤退した事から、この路線がノースウエスト航空・デルタ航空を通じた日本路線で最後の747-400運用路線となり、2017年10月29日デトロイト発と、折り返し10月30日成田発をもって日本路線から完全撤退。翌30日デトロイト発と、折り返し31日成田発よりエアバスA350-900が運用に入っている。 塗装変更後の事故機(成田空港) デルタ航空に移籍後の事故機 2017年10月末よりデトロイト-東京線を継承しているエアバスA350-900(2017年9月22日 デルタ航空成田テクニカルオペレーションセンター)
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