ナポレオン戦争期の等級制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 01:27 UTC 版)
「イギリス海軍の等級制度」の記事における「ナポレオン戦争期の等級制度」の解説
分類等級砲砲甲板乗員トン数の目安1794年の現役艦1814年の現役艦戦列艦 1等艦 100から120 3層 850から875 2,500 5 7 2等艦 90から98 3層 700から750 約2,200 9 5 3等艦 64から80 2層 500から650 1,750 71 87 4等艦 48から60 2層 320から420 約1,000 8 8 フリゲート 5等艦 32から44 1または2層 200から300 700から1,450 78 123 6等艦 20から28 1層 140から200 450から550 32 25 スループ 無し 16から18 1層 90から125 380 76 360 ブリッグまたはカッター 6から14 1層 5から25 220以下 この表には色々な例外がある。砲は4輪砲架のものだけを数え、旋回砲などの対人小口径砲は含まれていない。カロネードは1770年代に導入された当初は砲架に車輪が無く、主に上部構造物内に搭載されていたため既存の長砲を置き換えた場合を除き計算に含まれていなかった。これが是正されたのはカロネードが帆船の主兵装の一つになった後の1817年2月だった。 その後、等級制度は再び乗員数に重点を置いた分類に変更された。
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