ドリームプレイヤー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:36 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (とさ-とん)」の記事における「ドリームプレイヤー」の解説
ドリームプレイヤーは、「ドリームプレイヤー」(てんとう虫コミックス38巻収録)に登場する。 色々な夢を見られる機械。枕の形をしており、ビデオテープのようなカセットを入れ、これを枕にして寝ることでカセットの内容に応じた夢を見ることができる。カセットはSF、西部劇、時代劇、スリラー、メロドラマ、ドキュメント、教訓、青春ドラマなど多数用意されている。 のび太はドラえもんにバカにされたことが癇に障り、ムリして教訓の夢を見ようとした。教訓の夢の中では模範的のび太が現れ、のび太を心身共に鍛えようとするが、案の定、すぐに飽きたのび太は夢を西部劇や青春ドラマに切り替える。しかしどんな夢を見ても思い通りに行かず失敗を繰り返してしまう。そしてドラえもんが現れ、「無茶な使い方をしたからテープが切れてもう夢から抜け出せない」と諭されて過ぎ去ってしまうと、前に見た夢の登場人物に報復され、最後に実はその全てが「夢だからと言って何でも思い通りになるとは思わず、何事も目標を定めて努力を怠らないこと」を説く、教訓の夢の一環であったと明かされる一種のトリックとなっていた。 テレビアニメ第2作第1期ではこれらに加え、SFの夢(実際は教訓の夢の一部)として『スター・ウォーズ』のパロディの夢も登場した。のび太がルーク・スカイウォーカーに扮した「ノービ・ノビウォーカー」になり、しずかはレイア姫に、ドラえもんとジャイアンとスネ夫はチューバッカ、R2-D2、C-3POにそれぞれ扮した。挙句の果てに悪役は先生が扮したダース・ベイダーならぬ、「ダース・ベンキョー」であった。テレビアニメ第2作第2期ではビデオテープ型から、DVD型に変わっており、他に(教訓の夢の一部として)海賊の夢、特撮ヒーロー物の夢、第1期とは内容が異なるSFの夢(宇宙戦争もの)も登場した。 これの高機能版が「気ままに夢見る機」と言える。
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