draconian
「draconian」の意味・「draconian」とは
「draconian」とは、英語の形容詞で、厳格すぎると感じられる法律や規則、またはそれらによる処罰を指す言葉である。古代ギリシャのアテネで活動した法律家、ドラコンに由来する。彼は厳格な法律を制定し、その法律は過酷であると評されたため、このような言葉が生まれた。「draconian」の発音・読み方
「draconian」の発音は、IPA表記では/dreɪˈkoʊniən/となる。IPAのカタカナ読みでは「ドレイコウニアン」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ドレイコーニアン」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「draconian」の定義を英語で解説
「draconian」は、"excessively harsh and severe"と定義される。つまり、過度に厳格で過酷な法律や規則、またはそれによる処罰を指す。「draconian」の類語
「draconian」の類語としては、「strict」、「severe」、「rigorous」、「harsh」などがある。これらの単語も同様に、厳格さや過酷さを表す形容詞である。「draconian」に関連する用語・表現
「draconian」に関連する用語としては、「law」、「rule」、「punishment」、「regulation」などがある。これらは「draconian」が形容する対象となる法律や規則、処罰などを指す単語である。「draconian」の例文
以下に「draconian」を用いた例文を10例示す。 1. The government's draconian measures have been criticized.(政府の過酷な措置が批判されている。) 2. The company has a draconian policy against tardiness.(その会社は遅刻に対する厳格すぎる方針を持っている。) 3. Some people argue that the new law is too draconian.(新しい法律は厳過ぎると主張する人もいる。) 4. The draconian rules of the school are not popular among students.(その学校の厳格な規則は生徒たちには人気がない。) 5. The draconian punishment for minor offenses is seen as unfair.(軽微な違反に対する過酷な罰は不公平と見なされている。) 6. The organization is known for its draconian regulations.(その組織は厳格な規則で知られている。) 7. The draconian measures taken by the authorities have sparked controversy.(当局が取った厳格な措置は議論を引き起こしている。) 8. Critics say the draconian laws are a violation of human rights.(批評家は、厳格すぎる法律は人権侵害だと言っている。) 9. The draconian rules of the club discourage many potential members.(そのクラブの厳格な規則は多くの潜在的なメンバーを萎縮させる。) 10. The draconian security measures at the airport caused delays.(空港の厳格すぎるセキュリティ対策が遅延を引き起こした。)ドラコニアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 04:00 UTC 版)
ドラコニアン(英: draconian)は『アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ』でのゲームプレイを元に1984年から書かれた小説『ドラゴンランス』シリーズに登場する怪物。暗黒の女王タキシスのクレリックたちと黒ローブの魔術師たちによって行われる邪悪な儀式の結果、変貌させられた善竜の卵から孵化して誕生する。
特徴
身長は人間よりやや大柄と言った程度でありミノタウロス、オーガ等と比べると格段に小柄である。人間同様の四肢を持つが、全身に鱗が生えており、種族によっては尾や翼を持つ者もいる。元がドラゴンであるだけに知能は高く、人語を喋ることができるが、発音はあまり良くなく、喋るときには爬虫類独特の呼吸音が伴う。人間同様に武器や防具を使いこなし、複雑な戦術や陰険な罠も理解・実行するなど戦闘能力も極めて高い。ローブと包帯をまとって人間に変装し隠密行動を取ることもある。この際好んで僧侶に変装する。また死ぬと死体が石化したり爆発したりして被害を与えるため、単体の敵としても集団の敵としても非常に厄介である。上級士官になる者も多く、「ドラゴンランス戦記」にはキティアラの腹心としてシヴァック・ドラコニアンのゲイカーンが登場した。恐るべき敵であるが、音楽にうっとりとする、道に迷って凍える、肉の入ったスープに喜ぶなどの人間味あるシーンも描写されている。
歴史
〈竜槍戦争〉直前に、タキシスの導きにより善竜の卵から創り出された。雄と雌両方の卵がドラコニアンに変化させられたが、ドラゴン軍はドラコニアンが種として強大になることを恐れたため、雌の卵の存在は隠された。雄のドラコニアンはドラゴン軍の兵士として〈竜槍戦争〉を戦い、ドラゴン軍の崩壊後もアンサロン各地で生き残っていた。
〈混沌戦争〉の頃、ボザク・ドラコニアンの Kang が率いる一団が偶然雌ドラコニアンの卵を発見し、孵化に成功する[1]。その後、Kang は各地に生き残っていたドラコニアンをまとめ、Teyr の地にドラコニアンの国を建国する[2]。〈人の時代〉にはひとつの種族としてクリンの世界に根付いた。
変異の解除
善竜は強力な魔法の儀式を用いてドラコニアンを元の善竜の子に戻そうとしたこともあるが、失敗に終わっている。
種族
ドラコニアンは、元の善竜の種類によって5種族が存在する。以下は雄ドラコニアンの特徴。
- オーラク・ドラコニアン
- オーラック・ドラコニアンともいう。金竜の卵から生まれる。翼を持たず、強力な魔術を用いるが、数は少ない。死ぬと大爆発を引き起こす。
- シヴァク・ドラコニアン
- シヴァック・ドラコニアンともいう。銀竜の卵から生まれる。ドラコニアンの中では最も大柄。飛行可能。殺害した相手に姿を変えることができる。逆に殺された場合、死体は自分を殺害した者の姿に変わる(相手がシヴァクと同サイズまでのヒューマノイドの場合のみ)。変身できない場合、死体は爆発する。極端に重い鎧兜を着用する。
- ボザク・ドラコニアン
- ボザック・ドラコニアンともいう。青銅竜の卵から生まれる。魔法を操ることができる。死ぬと骨が爆発する。タキシスの僧侶になる者が多い。他のドラコニアンからその気質を快く思われておらず、抗議される描写がある。
- カパク・ドラコニアン
- カパック・ドラコニアンともいう。銅竜の卵から生まれる。唾液は有毒で、戦闘前に武器に塗りつけていることも多い。死ぬと死体は溶け、酸になる。
- バアズ・ドラコニアン
- 黄銅竜の卵から生まれる。ドラコニアンの中では最も小柄。死ぬと死体は石化する。
脚注
- ^ Margaret Weis; Don Perrin (1996). The Doom Brigade. Wizards of the Coast. ISBN 9780786905263
- ^ Don Perrin; Margaret Weis (2000). Draconian Measures: Kang's Regiment, Volume 2. Wizards of the Coast. ISBN 9780786916788
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