ドブソン単位
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ドブソン単位(ドブソンたんい、英語: Dobson unit)は、地表から大気圏上限までの気柱に含まれるオゾンを、すべて標準状態(1気圧、0℃)の地表に集めたと仮定したときの厚さ1 mmを100ドブソン単位 (D.U.) とする数量単位[1]。またm atm-cmと記すこともあるが、これは厚さのセンチメートル数を1,000倍したものに当たるからである。[2]。
- ^ 中根英昭, 「オゾン層の現状とオゾン層研究」『科学技術動向』 2004年10月号, ISSN 1349-3663, 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センター。
- ^ IUPAC, Compendium of Chemical Terminology, 2nd ed. (the "Gold Book") (1997). オンライン版: (2006-) "Dobson unit in atmospheric chemistry".
- ^ S. E. Schwartz; P. Warneck (1995). “Units for use in atmospheric chemistry”. Pure Appl. Chem. 67 (8-9): 1377-1406. doi:10.1351/pac199567081377 .
- ^ “Ozone Hole Watch”. NASA. 2007年10月21日閲覧。
- 1 ドブソン単位とは
- 2 ドブソン単位の概要
ドブソン単位
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詳細は「ドブソン単位」を参照 地球上のある地点における大気中のオゾン量を表す単位としてドブソン単位(ドブソンたんい、Dobson units)がしばしば用いられる。これは計測地点における地上から上空までの大気中に存在する全オゾンを集積して、0℃、1気圧の状態に換算した時の厚さとして表現される。これが1cmの厚さであれば 1 atm−cm であるが、通常はこの1/1000である m atm−cm(ミリアトムセンチメートル)を用い、これをドブソン単位とよび DU と略することもある。 オゾン量は緯度、あるいは季節などにも大きく左右されるが、赤道付近で約250 DUと少なく、中〜高緯度地域では300〜450 DU程度となる。極地域にオゾンホールが生成した場合は中心部が100 DU程度になることもある。
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