ドイツ語の接続法とは? わかりやすく解説

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ドイツ語の接続法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 02:00 UTC 版)

接続法」の記事における「ドイツ語の接続法」の解説

ドイツ語の接続法は、仮定願望などの非現実間接話法での引用など表現するときに使われる動詞形式には接続法I式とII式がある。 接続法I式は、不定形語幹接続法語尾付ける。語尾次のうになる。 (kommen 来る) ich komme/ du kommest / er, sie, es komme / wir kommen / ihr kommet / sie kommen この変化例外sein だけである。 ich sei / du sei[e]st / er, sie, es sei / wir seien / ihr seiet / sie seien 接続法II式は、過去基本形をもとに作る規則動詞場合には、過去形人称変化と同様である。 ich lernte / du lerntest / er, sie, es lernte / wir lernten / ihr lerntet /sie lernten 不規則動詞場合には、接続法語尾接続法I式と同じ)を付けるが、その際幹母音の a, o, u がウムラウト変音)する。 ich käme / du kämest / er, sie, es käme / wirmen / ihrmet / siemen 接続法I式の用法 1. 要求命令を表す。(英語の仮定法現在に対応する。) Gott behüte dich! 神が汝を守らんことを。(別れ挨拶Man nehme täglich eine Tablette. 毎日1錠飲みなさい。 2. 認容を表す Was auch geschehe, ichhre es durch. 何が起ころうと、私はそれをやり抜く。(führe位置3番目であることに注意) 3. 間接話法 Er sagte, er sei krank. 僕は病気だと彼は言った。(Er sagte: „Ich bin krank.“ の間接話法) ただし、接続法II式が使われる場合もある。直説法接続法I式が同形になる場合には接続法II式を使うのが正式。 接続法II式の用法 1. 仮定願望を表す Wenn ich Zeit hätte, würde ich nach Italien fahren. (いま)時間あったらイタリアへ行くのに。 Wenn ich Zeit gehabt hätte, wäre ich nach Italien gefahren. (あのとき時間あったらイタリアへ行ったのに。 過去非現実を表す場合には完了形使われる英語の仮定法過去完了対応する。 2. 間接話法 Sie sagten, sietten eine Kranke besucht. 一人病人女性)を見舞ったのよ、と彼らは言った。(Sie sagten:„Wir haben eine Kranke besucht.“ の間接話法接続法I式では haben となり、直説法区別がつかないので、接続法II式のhätten使われている。)

※この「ドイツ語の接続法」の解説は、「接続法」の解説の一部です。
「ドイツ語の接続法」を含む「接続法」の記事については、「接続法」の概要を参照ください。

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