トヨタ・C型エンジン (2代目)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トヨタ・C型エンジン (2代目)の意味・解説 

トヨタ・C型エンジン (2代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 09:38 UTC 版)

トヨタ・C型エンジン(トヨタ・Cがたエンジン)は、トヨタ自動車工業(現・トヨタ自動車)がかつて製造していた水冷直列4気筒ディーゼルエンジンの系列である。

日本初の乗用車用ディーゼルエンジン。

概要

1,500ccクラスのR型ガソリンエンジンのシリンダーブロックをそのまま流用して、渦流室式燃焼室を採用した試験的なディーゼルエンジンとして1959年10月に初代トヨペット・クラウンに搭載された。しかし、R型ガソリンエンジンをベースとしたエンジン故にシリンダーの剛性不足が大きな問題となり、最高出力も40馬力までに留まり、この当時の自動車用ディーゼルエンジンとしては結果的に心もとない性能となってしまった。C型ディーゼルエンジンでの失敗が契機となり、後に登場するR型ガソリンエンジンと同等の出力を有するJ型ディーゼルエンジンに生かされることとなった。

  • 生産期間
    • 1959年9月 - 1961年3月(国内向け)

系譜

型式

C

  • 種類:直列4気筒OHV 8バルブ 過流室式
  • 排気量:1,491cc
  • 内径×行程:78.0×78.0
  • 圧縮比:19.0
  • 最高出力:30kW(40PS)/4,000rpm
  • 最大トルク:83Nm(8.5kgf-m)/2,400rpm
  • 搭載車種(車両型式)

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トヨタ・C型エンジン (2代目)」の関連用語

トヨタ・C型エンジン (2代目)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トヨタ・C型エンジン (2代目)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトヨタ・C型エンジン (2代目) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS