スマートアシスト
(トマールレーダー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 19:56 UTC 版)
スマートアシスト(Smart Assist[注釈 1])は、ダイハツ工業が開発した予防安全機能の総称である[1]。搭載車種のOEM供給を受けるトヨタ自動車、SUBARU(旧・富士重工業)、マツダでもダイハツの登録商標「スマートアシスト」をそのまま利用する[注釈 2]。ダイハツとトヨタで使用されている公式略称は「スマアシ」[注釈 3]で、頭文字の「SA」と略されるケースもある(後述)。
注釈
- ^ ピクシスエポックのカタログに記載されている英文表記。ただしホームページのディレクトリは「sumaashi」(ローマ字で「スマアシ」)。
- ^ スバルではステラの3代目へのモデルチェンジまではプレオプラスを含め「トマールレーダー」という愛称(これは「トマールエンジン」(=エコアイドル)と同様、あくまでも広告宣伝上の呼称)を使用していた。
- ^ スバルでもジャスティより使用。
- ^ 2019年NASVA評価試験(AEBS試験)において、
タント・ロッキーとも相対速度45km/hにて回避成功、同50km/hにて回避失敗。
JNCAPダイハツタント予防安全性能結果PDF
JNCAPダイハツロッキー予防安全性能結果PDF - ^ 2020年NASVA評価試験(AEBS試験)において、タフトが相対速度60km/hの回避に成功。
JNCAPダイハツタフト予防安全性能結果PDF - ^ 取扱説明書では前方車両との速度差上限として記載。作動車速(自車速度域)の上限と等しいため、便宜上自車速度として扱う
- ^ 2019年NASVA評価試験(AEBS試験)において、
タントは自車30km/hにて回避成功、同35km/hにて回避失敗。JNCAPダイハツタント予防安全性能結果PDF
ロッキーは自車35km/hにて回避成功、同40km/hにて回避失敗。JNCAPダイハツロッキー予防安全性能結果PDF
ただし、両車とも自車10km/hでは不作動、つまり無減速状態で衝突。 - ^ 2020年NASVA評価試験(AEBS試験)において、タフトが自車55km/hにて回避成功、同60km/hにて回避失敗。
JNCAPダイハツタフト予防安全性能結果PDF
ただし、自車10km/hでは不作動、つまり無減速状態で衝突。 - ^ 取扱説明書では対歩行者との速度差上限として記載。作動車速(自車速度域)と等しいため、便宜上自車速度として扱う
- ^ VSC&TRCはコペンにも搭載されている。
- ^ アトレーとハイゼットカーゴは別車種扱いだが、サンバーディアスはサンバー バンの1グレード扱い
- ^ 5代目アトレーワゴンは2021年まで販売されたが、ディアスワゴンは先行して2020年に生産終了。
- ^ 当初はコンテ専門のキャラクターだったが、後にキャンペーンの宣伝など車種を問わず使用されている。なお当のコンテにスマートアシストの設定はなく、コンテ自体2017年3月末を以て終売。
出典
- ^ “スマアシ総合サイト”. ダイハツ工業. 2018年8月8日閲覧。
- ^ “カーラインナップ”. ダイハツ. 2021年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f タント 取扱説明書(2021年9月発行)
- ^ ハイゼットトラック取扱説明書 2020年7月29日発行
- ^ “【ダイハツ タント 新型】約9年ぶりに復活した「ACC」は、「スマアシ3」の発展形” (2019年8月2日). 2021年12月11日閲覧。、ただし同記事では設定下限速度が40km/hとなっている。取扱説明書においては上限速度の記載が無い。
- ^ ロッキー 取扱説明書(2021年9月17日)
- ^ webCG-ムーヴが軽自動車初の「ぶつからないクルマ」に
- 1 スマートアシストとは
- 2 スマートアシストの概要
- 3 機能の限界
- 4 沿革
- 5 脚注
- トマールレーダーのページへのリンク