トビウオ科とは? わかりやすく解説

トビウオ

(トビウオ科 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 13:42 UTC 版)

トビウオ(止比乎、飛魚、鰩、𩹉 )、文鰩魚、: Flying fish)は、ダツ目トビウオ科に属する魚類の総称。太平洋インド洋大西洋亜熱帯から温帯に生息する海水魚で、世界で50種ほど、日本近海でも30種弱ほどが知られる。


  1. ^ 【海猿たちの船メシ(3)】ピッチピチの「日本海の幸」を船上で メーンは尾頭付きトビウオ!巡視船えちごの「一食一心」の技とは…産経ニュース(2016年3月12日)2020年6月12日閲覧
  2. ^ 日本おさかな雑学研究会『頭がよくなる おさかな雑学大事典』(幻冬舎文庫 2002年)p.110
  3. ^ Fast flying fish glides by ferry”. BBC News (2008年5月20日). 2008年5月22日閲覧。
  4. ^ a b 【食材ノート】トビウオ漁 収入跳ねる/屋久島、土産品も充実『日経MJ』2019年5月27日(フード面)
  5. ^ 秋道智彌『なわばりの文化史:海・山・川の資源と民俗社会』小学館、1999年、43-46頁。ISBN 4094601236 
  6. ^ 例えば、トッピー(飛び魚)” (2016年). 2016年4月23日閲覧。



トビウオ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 14:49 UTC 版)

ダツ目」の記事における「トビウオ科」の解説

トビウオ科 Exocoetidae は5亜科8属52種で構成され大西洋インド洋太平洋熱帯から温帯にかけての表層広く分布する上下の顎は比較短く、同じ長さであるが、稚魚期に下顎突出している。サヨリトビウオ亜科2種を除くすべて種類では胸鰭大きく発達している。尾鰭大きく二又分かれ下葉上葉よりも長く発達する稚魚期に長い口ヒゲをもつ種類が多い。 トビウオ仲間海面上を滑空する習性をもつことがよく知られ飛翔適した体型上の特徴多数認められる下側だけ長くなった尾鰭水面上に飛び出る直前まで海水捉え、より力強いジャンプ可能にする。飛び出した後は大きな胸鰭翼状広げグライダーのように高速滑空する一部種類では腹鰭同様に大きくなっており、胸鰭合わせ4の「翼」を使って飛ぶことが可能となっている。浮き袋大きく発達し、体を軽くする効果があるとみられている。 サヨリトビウオ亜科 Oxyporhamphinae 1属2種。本亜科はトビウオ科とサヨリ科中間的な特徴をもっており、かつてはサヨリ科含められていた。サヨリトビウオ属 Oxyporhamphus Fodiatorinae 亜科 1属2種。残る3亜科姉妹群構成するグループみなされている。Fodiator 属 ツマリトビウオ亜科 Parexocoetinae 1属3種本目魚類としては例外的に、顎を突き出すことができる。ツマリトビウオ属 Parexocoetus イダテントビウオ亜科 Exocoetinae 1属3種イダテントビウオ属 Exocoetus Cypselurinae 亜科 4属48種。ダルマトビウオ属 Prognichthys ツクシトビウオ属 Cheilopogon ニノジトビウオ属 Hirundichthys ハマトビウオCypselurus

※この「トビウオ科」の解説は、「ダツ目」の解説の一部です。
「トビウオ科」を含む「ダツ目」の記事については、「ダツ目」の概要を参照ください。

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