トッテナム・ホットスパー時代
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「ヤン・フェルトンゲン」の記事における「トッテナム・ホットスパー時代」の解説
2011-12シーズン終了後には本人が国外でのプレーを希望していたことから、プレミアリーグのクラブを中心に多くの関心が寄せられた。アヤックスとの契約上の諸問題からやや交渉が難航するものの2012年7月12日、以前よりフェルトンゲンを高く評価していたトッテナム・ホットスパーFCへの移籍完了が発表された。その2日後、ブレントフォードFCとの親善試合 (3-2) にセンターバックとして出場しトッテナムでのデビューを果たした。2012-13シーズンはセンターバックとしてレギュラーに定着した。また、試合によっては左サイドバックもこなした。3月には3ゴールをあげるなど活躍し3月のプレミアリーグ月間最優秀選手に選ばれた。 2015-16シーズンよりチームの副主将に就任した。2016年12月トッテナムとの契約を2019年まで延長した。 2017-18シーズンは大きな怪我も無く試合出場を続け、2度目となるプレミアリーグ年間ベストイレブンに選出された。 2018-19シーズンの開幕戦、ニューカッスル戦ではゴールテクノロジーの判定となったがトッテナムのシーズン最初のゴールを決めた。チャンピオンズリーグのラウンド16ドルトムント戦1stレグでは左SBとしてプレーし、47分にソン・フンミンの先制点をアシストすると、83分にはセルジュ・オーリエのクロスに左足ボレーで合わせて得点。1G1Aの活躍で3-0の勝利に貢献し、クラブをベスト8に導いた。準々決勝マンチェスターC戦にも2戦フル出場し、クラブの準決勝進出に貢献した。準決勝アヤックス戦1stレグでは、30分の味方FKを競り合った際、チームメイトの後頭部に顔面を打ちつけてしまい、嘔吐して歩くこともままならずピッチを去った。試合にも0-1で敗れたが、2ndレグでは先発出場し逆転勝利に貢献した。 2019-20シーズンはダビンソン・サンチェスやCBにコンバートしたエリック・ダイアーの台頭により出場機会を減らしたが、17節ウォルバーハンプトン戦では91分にCKからヘディングで決勝点を挙げた。2020年7月27日、8年間所属したトッテナムを契約満了によって退団する事を発表した。
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