データストア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 22:49 UTC 版)
データストア(英語: Data store)は、ソフトウェアシステムにおいてデータを永続的に保存して管理する機能や主体を指す、総称的な名称である。データストアの具体的な実装として、データベースや、ファイルなどがある[1][2]。
MATLAB[3]やVMware[4]のクラウドストレージシステム、Firefox OS[5]はデータストアという言葉を、それらのアプリケーション内において、データの集合の配置場所を抽象化したものを指す言葉として用いている[要検証 ]。
データストアの種類
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データストアの種類としては以下のようなものが挙げられる[6][7]。
ストレージモデル
- ダイレクトアタッチストレージ(DAS)- デバイスに直接接続する補助記憶装置[8]
- ネットワークアタッチドストレージ(NAS)- ネットワーク上に配置する補助記憶装置[8]
- クラウドストレージ - インターネットや専用のプライベートネットワークを介して利用できる遠隔の保存場所[8][9]
データ配置アーキテクチャ
- 集中データストア
- 分散データストア
- 分散データベース
データ形式
- ファイル
- スプレッドシート
- データベース(データウェアハウス[8])
- 関係データベース(SQL)
- NoSQL[6][10]
- キーバリュー型データベース
- ドキュメントデータベース[11]
- グラフデータベース
- ワイドカラム型ストア
- キーバリュー型データベース
- オブジェクト指向データベース
関連項目
脚注
- ^ “データストアとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2024年10月4日閲覧。
- ^ “Glossary D: data store”. Information Management. 2013年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月4日閲覧。 “A place where data is stored; data at rest. A generic term that includes databases and flat files.”
- ^ “Datastore - MATLAB & Simulink”. in.mathworks.com. 2016年1月11日閲覧。
- ^ VMware (2016年1月11日). “Managed Object - Datastore”. VMware. VMware. 2016年1月11日閲覧。
- ^ “Data Store API”. Mozilla Developer Network. 2016年1月11日閲覧。Archived 2014-12-23 at the Wayback Machine.
- ^ a b “データストアとは”. Hewlett Packard Enterprise Development LP. 2024年10月4日閲覧。
- ^ Wu, Dongyao; Sakr, Sherif; Zhu, Liming (2017), Zomaya, Albert Y.; Sakr, Sherif, eds. (英語), Big Data Storage and Data Models, Springer International Publishing, pp. 3–29, doi:10.1007/978-3-319-49340-4_1, ISBN 978-3-319-49340-4 2024年10月4日閲覧。
- ^ a b c d “データストアとは何ですか? - データストアの説明 - AWS”. Amazon Web Services, Inc.. 2024年10月4日閲覧。
- ^ “What Is Cloud Storage? | IBM” (英語). www.ibm.com (2021年9月20日). 2024年10月4日閲覧。
- ^ “NoSQL とは?(NoSQL データベースの解説と SQL との比較)| AWS”. Amazon Web Services, Inc.. 2024年10月4日閲覧。
- ^ “ドキュメントデータベースとは? | AWS”. Amazon Web Services, Inc.. 2024年10月4日閲覧。
データストア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/29 07:03 UTC 版)
「Dojo Toolkit」の記事における「データストア」の解説
Dojoには、データストアと呼ばれる、データの読み書きを抽象化したオブジェクトを提供しており、その拡張として、サーバーサイドとのやり取りを容易にする、様々なクラスを提供している(dojo.data.*, dojox.data.*)。 ItemFileReadStore: 検索機能を提供する、最も基本となる読み取り専用のデータストア。 ItemFileWriteStore: データの追加や削除機能を持つ、読み書き可能なデータストア。 CsvStore: カンマ区切りの表形式のデータを読み取る、読み取り専用のデータストア。 OpmlStore: OPMLフォーマットの階層構造のデータを読み取る、読み取り専用のデータストア。 YahooStore: Yahoo! Searchの検索結果を取得する、読み取り専用のデータストア。 DeliciousStore: del.icio.usのブックマークを取得する、読み取り専用のデータストア。 RdfStore: SPARQLを利用し、RDFデータサーバ(例: Rhizome RDF application server)とやり取りを行う、読み書き可能なデータストア。 この他、S3Store, RailsStore, WikipediaStore, Google*Store, CouchDBRestStoreなど、様々なWeb上のサービスと連携するためのデータストアが提供されている。詳細はDojo API Referenceを参照のこと。
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